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2007年07月04日

Lev Alburt他『Three Days With Bobby Fischer and Other Chess Essays』

 Lev Alburt, Al Lawrenceの『Three Days With Bobby Fischer and Other Chess Essays: How to Meet Champions & Choose Your Openings』(320ページ、'03年11月、Chess Information and Research Center)を紹介しよう。
 タイトルにはフィッシャーがドンと出てくるが、内容的には最初の少しだけらしい。

出版社レビュー(訳):
 『ボビー・フィッシャーとの3日間と他のチェスに関するエッセイ:チャンピオンたちと出会い、定跡を選ぶ方法』は、肘掛け椅子にどっかと腰掛けて読める本です。駒を箱から出して名局から戦術や戦略を学びたくなったら、それも大いにありでしょう。

 ほとんど誰もに共通するチェスの関心事は次の2つの疑問:
*偉大なチャンピオンたちはどんな風だった?
*自分向きの定跡はどう選べばいいの?

 チェス殿堂入りした3度の全米チャンピオンLev Alburtが、世界のチェス殿堂入り常任理事かつ年間最優秀チェス記者Al Lawrenceとタッグを組んでこの疑問に答える。興味津々才気煥発、ときには奇妙奇天烈な名人&準名人たちの盤外ストーリー。他にはとりわけ、彼らがいかに時代の申し子だったかを語る。

シュタイニッツ、戦国化前に好手の原則を成文化
ラスカー、心理戦を制した盤上のフロイト派
カパブランカ、誰もが癒されるしゃれた美男子
アリョーヒン、勝つために禁酒した亡命者
過小評価されたエイベ、世界チャンピオンになった最後のアマチュア
ボトビニク、栄光を保つためにセックスを自制
スミスロフ、チェスに芸術様式をもたらしたアマチュアオペラ歌手
タリ、不屈の闘志さえくじかせる眼差しと灼熱のサクリファイス
ペトロシアン、チェスを通して矛盾を抱えた社会主義ブルジョア
スパスキー、謎めいたボビー・フィッシャーに屈した不遜な攻撃家
カルポフ、盤上のポジショナルプレーの大蛇
カスパロフ、今なお頂点に君臨するカリスマ・ボクサー棋士

 さらには、記録より記憶に残る、過去から現在に至る多くの準名人たち。


 ...never made it to the very top, but nevertheless left their indelible mark on the gameを、新庄剛志についてよく言われた「記録より記憶に残る」としてみた(笑。

Three Days With Bobby Fischer and Other Chess Essays: How to Meet Champions & Choose Your Openings
Lev Alburt Al Lawrence
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posted by 水野優 at 14:49| Comment(0) | チェス(洋書評 序盤) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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