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2006年12月06日

James Rizzitano『Chess Explained: The Taimanov Sicilian』

 あまりにもマイナーなテーマの本(外国の地方都市におけるチェス史等。尽力には敬意を表するが)や高価な本を避けると、amazonのチェス新刊は週に 1冊ずつも紹介できない感じがする。出版予定は多いが実際の発行が遅れるものも多いのだろう。
 今回は、James RizzitanoChess Explained: The Taimanov Sicilian(112 ページ、'06/11、ギャンビット社)である。Chess Explainedは、ギャンビット社の定跡本新シリーズらしい。エブリマンチェス社にはStarting Outという名シリーズがあり、両社には関連があるようだけどどういう関係なのだろう。

出版社レビューの訳:
 チェスの定跡書の新シリーズChess Explainedは、伝統的な意味での定跡研究書ではなく、豊富な実戦経験を通して定跡に卓越した名人によるレッスン集である。本書で序盤と中盤を理解 すれば、自分自身のゲームにおいて正しい手やプランを見つけられるようになる。コーチがそばにいて、双方のプラン、ある手順の背後にある考え方、特に必要な知識といった質問に答えてくれるようなものである。タイマノフ・シシリアンは、オープン・シシリアンに対する黒の最も柔軟な選択肢の一つである。黒は陣形を決めつけず、白の出方に対応する。このため、中心を成す構造は多様で、典型的なシシリアンのテーマをよく理解しているかどうかが往々にして勝利への鍵となる。タイマノフの局面理解は、うまく指すために必要なのである。戦後の世界チャンピオンの多くはタイマノフを使った。近年のトップ棋士では、アナンドが最もよく用いている。本書は、...Nge7の純タイマノフに加えて ...Qc7のパウルセン陣形も網羅している。
Chess Explained: The Taimanov Sicilian (Chess Explained)
190460062X James Rizzitano

Gambit 2006-11
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posted by 水野優 at 23:58| Comment(0) | チェス(洋書評 序盤) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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