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2006年11月24日

Anatoly Karpov『Caro Kann Defence: Advance Variation andGambit System』紹介

 チェス書でいちばん売れるのは総合的な入門書だろうが、出版される点数だと半分以上は個別の定跡書だろう。そこでまた今月の新刊紹介は定跡書、Anatoly Karpovの"Caro Kann Defence: Advance Variation and Gambit System"(284ページ、バッツフォード)である。

出版社レビューの訳:
 カロカン・ディフェンスは、ポジショナル指向のプレーヤーに人気の選択肢としてその信頼性が高く評価されている。しかし、近年では白からの危険な作戦が新たに多く発見されているために、主変化の定跡研究は実戦のプレーヤーに委ねられている。

 この第1巻では、生涯カロカンに執着する元世界チャンピオン、アナトリー・カルポフが、1 e4 c6 2 d4 d5 3 Nc3に対するクラシカル・システムの詳細とアドヴァンス・ヴァリエーション 3 e5をも扱う。この方法、正確さ、タイムリーさにより、黒の防御と反撃の成功と戦略的優位さえも確約される。

著者について
 アナトリー・カルポフはチェスの生きる伝説である。1975年から85年までの世界チャンピオン在位を含めて10年以上もの間チェス界をリードした。彼 をチャンピオンから引きずり下ろしたガルリ・カスパロフとは、以来イデオロギー的にも対立するロシア人同士の辛辣なライバル関係となる。カルポフは、 160以上の優勝という大会最多勝棋士でもある。チェス史上最高のポジショナル・プレーヤーとも見なされており、他にも数冊のチェス定跡書を著している。ロシア在住。
Caro Kann Defence: Advance Variation and Gambit System (Batsford Chess Books (Paperback))
0713490101 Anatoly Karpov Mikhail Podgaets Jimmy Adams

B T Batsford Ltd 2006-11-30
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posted by 水野優 at 00:12| Comment(0) | チェス(洋書評 序盤) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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