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2006年04月30日

コンドラシン指揮モスクワ・フィルのショスタコーヴィチ交響曲第15番

 昨日HPチェストランスの模様替えを久々にした、といっても節操なくトップページにamazonアソシエイトを貼り付けただけ。こことHPのどちらの方 が売れているのが分からないのが難点の一つだ。あまり長たらしい書評より、何がいいのか売れているのか、分かりやすく提示することも必要だろう。


 スターデジオ、今週は441ch旧ソ連の指揮者キリル・コンドラシン特集にしぼろう。マーラー9とショスタコーヴィチ15とい う2つの交響曲だけ。ソ連というとムラヴィンスキーとレニングラード・フィル、スヴェトラーノフとソビエト国立響、そしてこのコンドラシンとモスクワ・ フィルというお決まりの組合せをずっと聴いてきた印象がある。
 3人ともロシア物以外あまり聴いた記憶がないのでマーラーは意外 だった。70分足らずの快速演奏で、諧謔的なパッセージはリヒャルト・シュトラウスと見まがうごとく軽く駆け抜ける。反して終楽章とかはどうしても深みに 欠けるきらいがあるが、それ以上に冒頭からレコードの回転速度が狂ったように音が悪いのが残念。

 やはりご当地もののショスタコ15の方がいい。これも42分ほどの 快速で、先日聴いた重々しいフェドセーエフ指揮モスクワ放送響とは好対照だ。作曲家最晩年の曲とはいえ、速いテンポの方がパロディーの風刺精神は助長され るし、楽章間のモティーフ的連関は分かりやすい。
 作曲家の息子マキシム・ショスタコーヴィチ指揮の演奏は両者の間くらいのテンポだったと思うが、本人や息子の演奏だから それがオーセンティックなどとは思うつもりはない。コンドラシンはタコの交響曲全集も出ているが、ほとんど品切れのよう。
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第12番「1917年」&第15番
B00005EIOU モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 ショスタコーヴィチ コンドラシン(キリル)

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posted by 水野優 at 12:34| Comment(2) | Classical Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
背景が、鯉のぼり。季節を感じます。

コンドラシンかー・・・・・
マーラーとは、意外な。でも、振らないわけないよな。亡命してるのだもの。
コンドラシンのレコードは、コンクールの自由曲
の資料として買いました。スペイン奇想曲。
演奏は、RCA響(これ後に新星堂千円クラシックで販売したの購入。聴いてみると、ステレオの分離がちょっち酷く、少々違和感がある。特に
酷いのは、道化師。はっきり言って下手です)。
スペイン奇想曲、当時生意気に聴き比べをしてました。他の指揮者のレコードと比べても、
コンドラシンの演奏は、演奏の線が太く、テンポ
も、スペイン民謡風のでなく外人がスペインに
行って聴いて自国に帰国して演奏したら風になってる(少々表現に難あるがご容赦の程・・・毎度の事だが)。無論これは、演奏の為の聴き比べ
なのですが。先輩の家で、何枚かコンドラシン
が棒を振ってる盤を聴かせてもらいましたが、
どれも、線が太く、だらだらしない演奏だったと
記憶してます。
コレクターとしては、メロディアのレコードが
欲しいですな。ムラヴィンスキーなら、
ルスランとリュドーミラ。これ、欲しいです。
ショスタのCDって、メロディア原版?それとも
米RCA?まあ、探す価値はある。これも、コレクターの性か???
Posted by 鷹野晴信 at 2006年05月03日 08:53
 コンドラシンは亡命組でしたかあ。じゃあ他のオケとのセットもあるんですね。
 こだわりの「スペイン奇想曲」ですね。コンドラシンは何をやっても速めで引き締まっていると推測してしまいます。
 原盤まで考えが及びませんでしたが、メロディアの音ではないと思います。
Posted by 水野優 at 2006年05月03日 11:01
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