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2006年03月31日

メイソン『チェスの原則』第1部チェスの基礎「チェス盤」その2

 グールドの洋書2冊キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! しばらくは、ブログ以外のの翻訳は完全に止まりそう。これが和訳になると値段が倍以上になる。わざわざ市場の小さい言葉へ訳す効率の悪さよ。『完全チェス 読本』でも引用されているエドワード・ラスカーの"Chess for Fun & Chess for Blood"も届いた。これは出版翻訳候補。


ジェイムズ・メイソン『チェスの原則』(1894)
第1部 チェスの基礎 「チェス盤」その2

 開始局面(図1)と図2を比べると、白側から黒側へとながめた場合、右側がキング側、左側がクイーン側になる。これはファイルの2分割である。同様に白 の戦力を含む側を白側、黒の戦力を含む側を黒側と分けられる。これはランクの2分割である。
 さらに、キングとクイーンの初期位置にちなんで、キング側のピースとポーンをキング側ピースおよびポーン、クイーン側のピースとポーンをクイーン側ピー スおよびポーンと呼ぶ。これは各戦力の2分割であり、上記の白側と黒側の大分割とは異なる。略号もある。キング=K、キング側ビショップ=KB、キング側 ナイト=KKt、キング側ルック=KR、クイーン=Q、クイーン側ビショップ=QB、クイーン側ナイト=QKt、クイーン側ルック=QR(訳注:現在では 通常ナイトはNと表記する)。これらの略号にランク番号を付けると一般に用いられる記譜法となり、チェス盤上での様々な駒の動きを表すのに最適である。
 局面図(図1と2)を振り返ると、キングとクイーンがセンターにいる−クイーンは自分と同じ色のマスにいる−ことに気付く。それぞれの隣にビショップ、 次にナイト、最後の隅のマスにルック−キャスルと呼ばれることもある−が置かれる。キングのいるマスは、キングマス=K1と言い、その属するマスはキング ファイルである。クイーンのいるマスは、クイーンマス=Q1と言い、その属するマスはクイーンファイルである。KB1等他も同様で、すべてのピースには対 応するマスとファイルがある。(訳注:代数(国際)式表記では、e1、eファイル等と表し、白と黒ではランク番号が異なる)
 自軍のピースがいるのは第1ランクで、ポーンが並ぶのは第2ランク。駒がない中央の4ランクは、第3、第4、第5、第6ランク。敵のポーンがいるのが第 7ランクで、第8ランクは相手の第1ランクである。すべてのマスには2通りの呼び方(図2)があるので、しっかり覚えることを強く推奨する。


 ↓はとてもチェス書の表紙とは思えないし、「雌ブタ」という意味にも取られかねないbitchという言葉を女性プレーヤーの著者自らが使っているところ が何とも自虐的である。興味ある方はmaro_chroniconさんの畏友さんのすばらしいレ ビューの一読をお薦めする。
 表紙とは裏腹に内容は骨太、女性チェスプレーヤーの歴史を通観し、女性特有の問題、メディアの扱い、フェミニズム等がからんでくる。女性へ性転換した (といっても半陰陽だが)アンジェラの章が気になるのでそのうち読まねば(汗。
Chess Bitch: Women In The Ultimate Intellectual Sport
189008509X Jennifer Shahade

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