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2006年02月25日

トーマス指揮コープランド『アパラチアの春』

 一昨日と昨日でJPCAの会員名簿をデータ化した。存命中に何度も手紙のやり取りをした早川会長の筆跡は知っていたが、思っていたより「解読」に時間が 掛かった。しかし、今は住所の一部が分からなくてもウェブ検索でほとんど分かる。マンション名や寮の名前まで突き止められてしまう。
 かつて郵便戦で対局した方が若くして交通事故でなくなられていたり、私のつたない初翻訳コピー本の続編を期待し続けてくださった(おそらく)年配の方も 残念ながら故人となっていた。JPCAの歴史がずしりと詰まった3冊の大学ノート、使いやすいルーズリーフにしないところが早川さんらしい。


 スターデジオはほとんどクラシックしか聴かなくなったのがちょっともっ たいないので、483chのライトクラシックを久しぶりに聴いてみた。484chのクラシックピアノとともに、主に耳障りのいいBGM向け曲ばかりと思っ ていたのだが、どうしてかなりマニアックな曲も流れる。
 ただ、演奏がすべてカラオケDAMのBGMに入っている「GKオリジナル」なので、当たり障りのないつまらない感じは否めない。CD-Gカラオケの副 チャンネルに入っている持ち歌本人 ではない模範歌唱歌手のような感じだ(笑。とにかく、弟用においしいところをMDに詰め込んで持って行ってやろう。

 440chゲルハルト・オピッツ(ピアノ)、線が細いのに意外とブラームスがいける。ソナタ1は正に青年ブラームスという感じだが「8つのピアノ小 品」もいい。藤森亮一(チェロ)は、バッハの無伴奏6、曲がいいから誰が弾いてもいい。フランクのヴァイオリン・ソナタのチェロ版も あったが、そこまでするほどの人気が理解できない。フランクは交響曲のようなもっと禁欲的な世界が好きなのに。
 441chエフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)特集は、もう曲目がマンネリだが、ショスタコ10('76なのにモノラル)のドンチャン騒ぎぶりは、す でに聴いたフェドセーエフといい勝負で、先々週録ったトスカニーニの7と「カップリング」で録音した。なんて濃いMDだ(笑。

 442ch「振ると、まずい」じゃなくてクルト・マズア(指揮)はどうでもよかったが、手元にもなく長らく聴いてないシュトラウスの「アルプス交響曲」 を録音した。期待してなかったわりにはまあまあだったが、もっと流麗さが欲しい。これほど絵画や映像を想起させる曲はなかなかなく、昔図書館で借りたケ ンプ指揮のアルプス映像付きビデオがおもしろかった。

 今週の一押しは、438ch新譜のコープランド「アパラチアの春」の室内ヴァージョンだ。20世紀音楽でRVWと並んで好きなコープランドだが、室内版 はこの曲の現代音楽的な構造的側面を強調するおもしろさの反面、「大草原の小さな家」のような自然への讃歌の気分は損なわれる感じだ。
 この曲に引用されるシェーカー教徒の讃歌Simple Giftsの単純な旋律はどうしてこうも魅力的なのか。そういえばRVWもイギリス中の民謡を研究して引用しているのだった。紹介するのは現代音楽ならお 任せのマイケル・ティルソン・トーマスの名盤である。
ザ・ポピュリスト〜コープランド:管弦楽名曲集
B00005EGS7 サンフランシスコ交響楽団 コープランド トーマス(マイケル・ティルソン)

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posted by 水野優 at 14:27| Comment(2) | Classical Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トーマスと言う指揮者、色んな方と競演してる筈?
アメリカンクラシック聴くなら、トーマスかな。
と感じてます。
クラシックに限らず、どの音楽も、頭の中で
絵が浮かぶものが、この頃好きです。
後は、聴いて、マッタリするもの、も好き。
Posted by 鷹野晴信 at 2006年02月27日 15:30
 PC復活ですか。
 トーマスはリズム感覚が独特と思います。「アパラチアの春」は、大植英次ミネソタ響と聞き比べると、大植まだまだって感じです。ミネソタの方がアパラチアに近いのに(それは違うだろ)。
 私は、生誕250年に乗せられてちょっとモーツァルト聴くのが多いかも(汗。
Posted by 水野優 at 2006年02月27日 23:52
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