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2008年12月18日

クリスマス・キャロル('70ミュージカル版)

 イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの原作を'70年にBBCが忠実に映像化したクリスマス映画の定番。昔はNHKの地上波でよく見たが、最近だとさ すがに放送してもBSだろう。昨日スカパーで数年ぶりに見て温かい身持ちになれた。Thank You Very Much等の歌は耳に残る。

 非情な金貸しスクルージは、クリスマスイブの夜も貧乏人に返済を迫って苦しめる。帰宅すると、7年前に亡くなった共同経営者マーレーの亡霊を見る。彼に 今晩3人の亡霊が順に訪れることを聞かされて尻込みするスクルージだった。
 それぞれの亡霊はスクルージに過去・現在・未来を見せた。まだ夢を持っていた過去の自分を思い出し、妻を見捨てたことを後悔し、親類が今の自分を嫌って いることを実感し、未来の人々が自分の死を祝福していることを知って愕然とする…。

 ディケンズの名を世に知らしめたこの名作は彼の博愛的な生き方にも示されている。邦訳も多く、映画化も'51年から'01年のアニメ版まで7作ほどある が、最も有名なのはこのミュージカル版だろう。
 しかし、金貸しはシャイロックを初めとして悪徳の権化のように描かれるが、金貸しすらいなければ貧乏人はどうなるのか。もちろん真面目に働いても報われ ない社会制度を批判しているのだろうが。

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posted by 水野優 at 13:28| Comment(0) | 英語/翻訳/文芸/科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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